知床旅情
(1)
知床の岬に はまなすの咲く頃
思い出しておくれ 俺たちのことを
飲んで騒いで 丘に登れば
はるか国後に白夜は明ける

(2)
旅の情けか 酔う(飲む)ほどにさまよい
浜に出て見れば 月は照る波の上
今宵こそ君を 抱きしめんと
岩陰によれば ピリカが笑う

(3)
別れの日は来た 知床(羅臼ラウス)の村にも
君は出てゆく 峠を越えて
忘れちゃいやだよ 気まぐれ烏さん
私を泣かすな 白いかもめを(よ)
白いかもめを(よ)







              hamanasu






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